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今のスキルでどこまで可能?WordPressのお仕事レベルについて

今のスキルでどこまで可能?WordPressのお仕事レベルについて

多くのWebサイトに取り入れられているWordPress。
関連の仕事も多数存在していますので、私たちWebデザイナー側としてはWordPressを早く使えるようになって仕事にしよう!と考えたくなるのは当然です。
しかし、なかなか奥が深いWordPressの世界。『WordPressが使える人』の募集があっても、自分のスキルで対応できる業務なのか判断が付かないまま手を出してしまうと、トラブルが発生する可能性も。

ここではWordPressの仕事を受ける際の心構え、および習得度レベル別にどのようなお仕事が承れるかお話ししていきます。
ぜひ、WordPressのお仕事を検討する際の参考にしてみてください。

目次

WordPressを使いこなすには、結局Web制作の基本知識が必要

今回は技術的な話は割愛しますが、WordPressはいわば商品名のようなもので、その中身をざっくり分解すると、主に以下の組み合わせで成り立っています。

・HTML
・CSS
・PHP
・MySQL

『WordPressが動かない』といった曖昧な質問をよくいただきますが、不具合が起きているのは大抵上記4つのうちのいずれかです。
お仕事を手がける際にはここを十分理解していないと、トラブル時にどこをどのように直せば良いのか検討をつける事ができません。

よく『WordPressを使うと誰でも簡単にサイトを運営できます』といった謳い文句を見かけますが、あれは個人やお店の経営者さん等、プロレベルの知識をお持ちでない方でも、WordPressを使えばそれなりのサイトを作れるという意味です。
『WordPressを使うと誰でも簡単にWebデザイナーになれます』という事ではありません。

クライアントの希望に応える力があるか

プロでも、そうでない方でも利用可能なのがWordPressの良いところですが、両者を決定的に分けるのは『お客様』の存在ですよね。
私たちWebデザイナーはクライアントの要望に適ったサイトを作る必要がありますが、WordPressでそうした対応ができるかどうか、というのが仕事を承れるかどうかの分岐点です。

実際にWordPress勉強中のWebデザイナーのタマゴさん達とお話をすると、プレーンなHTML/CSSだけのページだったらカンタンにできた事が、WordPress経由になった途端にわからなくなるという声を結構聞きます。
これは実際に手を動かしていただかないと伝わらないハナシだと思いますので、ぜひWordPressとじっくり戯れながら体感してみてください。

スキルレベル別、WordPressのお仕事内容

では、プロのWebデザイナーとしてWordPressの仕事を承るにあたり、一体何をどこまで突き詰めれば仕事に結びつくのでしょう。
これは、WordPressのカスタマイズに関して、どこまでの対応能力を持っているかによります。
以下はそのレベル目安と、それぞれの段階でどういったお仕事ができるのかの一例です。

レベル1:基本の記事更新ができる

すでに構築されたWordPressサイトにおいて、新規でページを作ったり、既存ページの内容を修正することができるのであれば、サイトの基本更新やメンテナンス業務を承ることができます。

レベル2:テーマ、プラグインを使ったサイト作成ができる

無料/有料テーマやプラグインを使いこなす技術があれば、それらを組み合わせてWordPressによるサイトを新規に立ち上げる仕事を承ることができます。
ただ、前述したようにお客様の要望に応えられる柔軟さが必要ですので、得意なテーマやプラグインの選択肢を幅広く持っておくと安心です。

レベル3:オリジナルのデザインで、WordPressサイトが作れるようになる

自作テーマ(自分のオリジナルデザイン)を提案して、WordPressサイトとして新規作成できるようになれば怖いもの無し。
HTML/CSSだけで作成するサイトならこんな事当たり前なのですが、WordPressの既存テーマに頼っている内はそうもいきません。
ここまでできるようになれば、クライアントの細かい要望に確実に応えられるようになるから安心、というのもありますが、Webデザイナーであれば、やっぱり自分の思う通りの内容に仕上げられるようになりたいですよね。
PHPの基礎的な知識がちょっとだけ必要になりますが、HTML/CSSへの十分な理解があれば意外とイケますので、未経験の方にもいつか挑戦していただきたい所です。

まとめ

  • WordPressをどこまで触れるかによって、承れる仕事が変わる
  • WordPress案件を承る時は、自分の知識レベルで対応できる内容なのか十分確認すること
  • 自作テーマが作れるようになるのが一番確実

どのような技術・言語でも同じでしょうが、WordPressの世界も奥深く、どこまで理解しているかによって承れる業務が大きく異なります。
仕事が始まってから、できないわからないでは遅いので、自分のスキルとお客様の要望が合致しているかどうか、事前に確認してから承るようにしましょう。